自分に正直に生きる、とは?
みなさんは、「自分に正直に」生きると聞いて、どんなことを想いますか?
私は、今までなんとなく素敵な言葉だなとは思っていたけど(笑)、
あまり自分のものにはなっていなかったと思います。
心にぐっと来たのは、結婚まで考えていた彼と、別れる別れないで悩んでいた2024年、年始のこと。
カウンセラーの先生から言われたこの一言…
「ありささん、本当は自分でわかってるんじゃない?」
この一言、いい意味で、ぐさーーーーーっときたー!(笑)
はいそうですー、図星ですー、参りました!って感じ!
だって本当は私、ずっと前からきっとうまくいかないってわかってたもん。
そもそも付き合い始めたときから、疑問や不安はたくさんあった。
でも彼のことは好きだったし、一緒にいて楽しい時間だってもちろんあったし、
ずっと無理して続けてきた。
それよりも独りになるのが嫌で、結婚して自分の家族が欲しかったし、あと現状変えるのが面倒くさくて(正直!笑)、
納得いかないことがあっても、嫌なことがあっても、
「これでいいんだ」とか「完璧なカップルなんていないから…」とか。
嫌なところは見て見ぬふり。言うと喧嘩になるから言いもしない。
「臭い物に蓋をする」って感じかな(笑)
自分に言い聞かせながら我慢してた。
自分に嘘つきまくってきた!
恐ろしいことに、こうやって毎日のように自分に言い聞かせてると、
その嘘を自分で本当に信じてきちゃって、もはや嘘ですらなくなってしまったこと。
仇
ここまでくると、完全に感覚麻痺!
頭で考えていること(これでいいの!)と心で感じること(なんか違う…)がどんどん離れていって、
しまいには、自分の心の声=自分の本当の気持ちもわからなくなってしまうはめに。
こんな生活を続けた結果、どうなったかというと、私はどんどん体調を崩していきました。
もう体が限界で、悲鳴をあげてたんだね。
2023年の夏頃から、原因不明の体調不良を繰り返して、毎回の血液検査で引っかかるようになり、
気力も体力も下がる一方、カレンダーには病院の予約がどんどん増えていって。
そしてついに、「自己免疫疾患(Autoimmune Disease)」と伝えられました。
目覚め
これは当時、カウンセラーの先生がシェアしてくれたビデオ。
英語がわかる人は、是非一度このメッセージを直接受け取ってください!
この対談のテーマは、
「自分が正しい道を進んでいるかを、どうやって知るのか」
そしてその答えは、「自分を裏切っていないかどうか」
自分の信念に折り合いをつけていないか
自分らしさを妥協していないか
心のどこかで違和感を感じていないか
もちろん疲れる日は誰にもあるけど、精神的に消耗しきってないか
そして自分らしさを見失ってきていないか
そして最後のOprahの言葉
「最も最悪な裏切りは、自分自身への裏切り」
わぉ…!
この経験を通して、ようやく「自分に正直に」という言葉が自分のものになった気がします。
恋愛だけじゃなくて、これまでの人生、私どれだけ自分に嘘ついてきたんだろうって考えて気づかされました。
ちなみにこのビデオは未だに何度も見返す、超お気に入りです!
事実に向き合う勇気
どうしてこうやって自分を裏切ってしまうのか振り返ると、実はその先には「恐れ」が隠れていたのかなと思います。
たまに事実に向き合うことってすごく怖いよね。
その時ものすごく傷つくことがあるし、今の状況や状態が変わるのもこの先が不安だし。
そうすると「これでいいんだ、こんなもんなんだ」って自分に嘘ついてでも、
現状のまま変わらずにいる方が、きっとその怖さに向き合わなくて済むから、簡単で楽だよね。
でも、体調まで壊すほど自分のこと傷つけてきちゃったんだ…と気づいたとき、
ようやく、もっと自分のこと大切にしてあげようと思えました。
自分に嘘をついているとき、自分は絶対わかってるからね。
人には隠したり”ふり”ができるかもしれないけど、自分には絶対隠せないよ。
時間がかかったけど、ようやく私は自分に、今までごめんねと謝ることができて、
これからはもう嘘つかないからね、正直に生きるからね、と自分に約束をしました!
だから別れも辛かったし、クビになったことも恥ずかしかったけど、
どちらも本当は正直にいうと、好きじゃなかったの!(笑)我慢してたんだ。
こういう痛みは、時間が落ち着くのを手伝ってくれたし、
今では心も体も本当にすっきり!
おかげさまで、今人生で一番のキラキラ(ギラギラ?笑)を取り戻してきたと思います
皆さんはどうですか。自分に嘘をついていること、ありますか?
もしあっても大丈夫、私もたくさんあったから!
でも次の質問は、自分に正直に生きてみたいと思いますか?
思うけど私には…と思うなら、何が障害になってると思いますか?
こうやって自分の気持ちや考えに少し向き合う時間をつくってあげるだけでも、
少し自分を大切にするいい機会になるんじゃないかなと思います
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